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コラム Column

パパ育休 – 180日間の育児奮闘記

2022年10月、育児・介護休業法の改正に伴い、「産後パパ育休」や「育児休業の分割取得」等が施行しました。子どもが生まれると、母親は育児休業(以下、育休)を取得する方は珍しくなくなってきましたが、一方、父親が育休を取得することはほとんど無かった一昔前。そこから考えると、これは大きな時代の転換に感じています。

私の幼少期は、父は早朝から夜遅くまで外で仕事をしていたため、家で顔を合わす機会がほとんどありませんでした。寂しさを感じていたこともあり、妻の妊娠が判明した時に、自然と「育休をとろう」と思った自分がいました。

とはいえ、2022年の厚生労働省の調査によると、男性の育休取得率は17.1%。まだまだ男性の育休はマイノリティー。当社でもおりませんでした。

希望半分、不安半分な中で会社へ相談したところ、二つ返事で快諾いただき、結果、180日間取得することとなりました。

長期間休業することへの後ろめたい気持ちもありましたが、「頑張ってね!」と暖かいエールをもらい、快く業務を引き受けてくださった方々には感謝しかありません。

2023年8月某日深夜。突然始まった陣痛から数時間後、無事に第一子が誕生。そのまま私も育休に入り、夫婦そろっての育児生活が始まりました。

「ワンオペ育児」の大変さを耳にすることがありましたが、「ツーオペ育児」でも十分大変で、すべてが子ども中心の生活に様変わり。

言葉が通じない子どもの泣き声に、「お腹がすいたのか?」「オムツを変えてほしいのか?」「眠いのか?」「どこか調子が悪いのか?」と頭を抱えながら夫婦で奔走する日々。

唯一、寝ている時間が自分たちの休息時間、とはいえ溜まった家事もこなさなければならず、気が付けばあっという間に一日が終わっていました。夜は泣き出す子どもを眠い目を擦りながら夫婦交代であやし、疲労と睡眠不足の日々。

妻は出産の影響で心身ともにボロボロ(一説によれば全治8ヶ月の重傷を負うのと同じ状況だとか)、そのような中でワンオペ育児をしていたら、産後鬱になってしまうのも納得してしまうな、と感じるくらいにハードであることは間違いありません。

…とここまではネガティブな面ばかりでしたが、実際に育休を取得した身としては、「男性も育休を取得したほうがいい!」と自信を持って言えます。

大変なことが多いのはもちろんですが、それと同じくらいに、嬉しさや楽しさ、喜びを感じることができ、充実した日々を過ごすことができました。

はじめは、少しでも触れたら壊れてしまうのではないかと思うくらい小さくて、寝ているだけの赤ちゃんが、周りへの興味が増し、表情が豊かになり、寝返りをし、おしゃべりを始めて…とあげればキリがありませんが、昨日より出来ることが増えているのを見るだけで、それまでの疲れが吹っ飛びます。日々変わっていく子どもの成長をリアルタイムで感じる喜びはひとしおです。

また、一緒に育児をしていく中で、夫婦の絆が深まったのではないかと感じています。

お互い0からの育児に、「どうすればいいのだろう」と二人で悩んだり、「大変だったね」と分かち合えたり、成長の喜びを共感できたり、どんなに大変でも「独りじゃない」と思えた事は、心の支えにもなりました。

現在は職場復帰し、帰宅した際に子どもが私を見つけると、ニコッと笑顔になる瞬間がたまらなく幸せです。

仮に育休を取らなかったら、私を認識することにもっと時間を要したかもしれません。

そう思うと、育休期間はとても貴重な時間だったなと改めて感じており、子どもや家族のために「もっと仕事を頑張ろう」とモチベーションも向上しています。

180日間という、今までの人生の中で夏休みよりも長い期間の休み(休業)でした。

育休を取得することで、仕事もより前向きに取り組めますし、家族との時間も充実して一石二鳥以上に得るものが多いと感じています。

「ママがいい!」と、最近自我が芽生えた子どもを抱っこするたびにギャンギャン泣かれる今日この頃です。

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